コラム
お知らせや病院内の出来事など。
2017/12/22(金) 15:55:21

ご挨拶

この度、2017年11月より山口動物病院の院長に就任することになりました山口恭寛と申します。長年にわたり地域の飼い主様に信頼された病院を引き継ぐ事への重積を日々感じておりますが、これまで通り「地域の飼い主様のために」という病院のコンセプトを維持しながら、更に地域の飼い主様、動物たちに健やかに共生していける環境を提供すべく、獣医療の提供・情報の発信を行っていけるよう日々精進して参ります。
これまでに大型一次診療病院、救急救命施設、二次診療施設で内科・外科を問わず携わって参りました。総合診療(診断学)・軟部外科・腫瘍外科に関しましては特に注力して参りましたので、地域の飼い主様、動物たちに健やかな生活を長く送って頂けるよう積極的に取り組んで参りたいと思います。
今後とも地域の皆様のご指導ご鞭撻をいただければ幸いです。どうぞ宜しくお願い申し上げます。

 
2017/11/02(木) 15:43:25

お知らせ

夏子先生は治療に専念することになりました。
今後は山口恭寛先生が院長として山口動物病院を引き継ぐことになりました。
ご心配をおかけして大変申し訳ありませんでした。
今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

 
2017/10/25(火) 15:43:25

お知らせ

Dr.夏子は体調不良により、再びしばらくお休みさせていただくことになりました。
今回も復帰については未定となっております。
ご迷惑をおかけしますが、宜しくお願い致します。

 
2017/10/03(火) 15:43:25

お知らせ

Dr.夏子復帰致しました。
出勤日は今まで通りですが、以下の日にちはお休みさせていただきます。
10月16日(月)〜21日(土)
ご迷惑をおかけしますが、宜しくお願い致します。

 
2017/09/12(火) 15:43:25

お知らせ

Dr.夏子は体調不良により、しばらくお休みさせていただきます。
復帰については未定となっております。
ご迷惑をおかけしますが、宜しくお願い致します。

 
2017/07/18(火) 15:43:25

Facebook始めました

当院はこの度Facebookを始めました!
Facebookではお知らせや美容の写真など、日々の出来事を気ままに載せていきます。
ぜひ山口動物病院のページに遊びに来てください。
たくさんの「いいね!」やコメントをお待ちしております!

Facebook山口動物病院のページは 【こちら】

 
2017/07/01(土) 15:43:25

腎臓病のお話

腎臓とは、人も動物も体内に左右合わせて2つある臓器です。
その働きは大きく分けて3つあります。

  • 血液中の老廃物をろ過して体内の血液をキレイにし、取り除いた汚れはおしっことして体外に排出する『排泄機能』
  • レニン、エリスロポエチンといった酵素やホルモンを分泌して血圧や赤血球の数を調節する『内分泌機能』
  • 再吸収の量を調節して体内の水分量やナトリウム、カリウムといった電解質を一定の値に保つ『調節機能』
どの機能も大切な機能なので、腎臓は24時間ノンストップで働いています。 働き者の腎臓は負担も多く、一生のうちに犬は10頭に1頭、猫は3頭に1頭が腎臓病になると言われています。
腎機能の約70%が失われないと腎臓病を疑う症状が出ないことが多く、病院に来た時にはすでにほとんどの腎機能が失われているというケースも少なくありません。

腎臓病は、原因が起こってから症状があらわれるまでの期間の長さによって2種類に分けられます。

1つ目は急性腎不全です。急性腎不全は原因が生じてから数時間〜数日の間に急激に腎臓の機能が低下することで起こります。
腎臓そのものに異常があって起こる”腎性腎不全”や循環障害などで十分な血液量が腎臓に送られなかったことによって起こる”腎前性腎不全”、 結石や腫瘍などで排尿が阻害されることによって起こる”腎後性腎不全”の3種類があります。
いずれにせよ急性腎不全は急激に症状が悪化し命に関わることがあるので一刻も早い治療が必要となります。

2つ目は慢性腎不全です。慢性腎不全は数ヶ月〜数年かけて徐々に腎臓の機能が低下することで起こります。
高齢のわんちゃん・ねこちゃんに多い病気で、症状が出たとしても『老化のせいかな?』と見落とされがちです。
しかし、一度悪くなった腎機能は残念ながら回復することができませんので輸液療法や食事療法といった病気の進行を遅らせるような治療と長く付き合っていく必要があります。

腎臓病の主な症状は以下のようなものがあります。
  • 水をたくさん飲むようになった
  • おしっこの量が多く、色やにおいが薄くなった
  • 食欲低下
  • 痩せてきた
  • 元気がなくなった
  • 嘔吐
  • 口臭がきつくなった
腎不全が進行すると、おしっこをうまく作ることができずに身体の中に老廃物や毒素が溜まる『尿毒症』という死に至る重篤な状態に陥ることがあります。
上記のような症状が見られたら早めに動物病院を受診しましょう。

腎臓病は決して甘く見てはいけない病気です。
健康であっても1年に1回、高齢であれば半年に1回の定期検診をおすすめします。
早期発見・早期治療がわんちゃんねこちゃんを助ける大きな一歩になります。
定期的な健康診断で恐ろしい病気から小さな家族を守りましょう!

ご不明な点は当院までご連絡ください。

 
2017/06/12(月) 15:43:25

狂犬病ワクチン接種の期限が近付いています!

今年の狂犬病ワクチンのシーズンも終わりにさしかかりました!
まだのわんちゃんは、6月中の接種をお願い致します。

狂犬病はウイルスに感染した動物に噛まれることで感染し、発症すると治療法が無くほぼ100%死に至る恐ろしい人畜共通感染症です。
昭和31年以降日本では発生していないと言われている狂犬病ですが、日本以外のほとんどの国々で現在も発生し多くの動物や人間が感染しているのでいつ日本で再発するかわかりません。
そんな恐ろしい狂犬病の発生や蔓延を防止し、公衆衛生の向上を図るために、狂犬病予防ワクチンの接種は国の法律で定められています。

毎年1回、3月2日〜6月30日までに接種しましょう。
生後91日以降の犬で狂犬病の予防接種を受けていない場合(不明な場合を含む)、飼い始めてから30日以内に接種しなくてはなりません。
止むを得ず接種が難しい場合は、獣医師の診断に基づいて”猶予証明書”を市区町村に申請する必要が有ります。

混合ワクチンと同じように副作用が出る可能性があるので、体調の良い日の午前中の接種をオススメします。

ご不明な点は当院までご連絡ください。

 
2017/04/28(金) 15:43:25

フィラリアシーズン2017

すっかり春らしい暖かい季節となりました。
お花見シーズンが終わると、いよいよ今年もフィラリア予防のシーズンがやってきます!
当院では5月中に検査をして、6月〜12月まで毎月1日の投薬をオススメしています。
今年からフィラリア検査の精度向上の為、抗原検査(2000円+税)のみとなりました。
5月1日〜20日の間に朝食を抜いて来院されますと、健康診断の血液検査(5000円+税)も同時に受けることが可能です。
健康診断の血液検査とフィラリア検査を同時に受けるとフィラリア検査を500円OFFさせていただきます。
健康時の数値を把握しておくことで、病気の早期発見にもつながります。
この機会にわんちゃんの健康状態をチェックしてみてはいかがでしょうか?

ご不明な点は当院までご連絡ください。

 
2017/02/21(火) 16:41:10

CTとMRIについて

近年、CTやMRIがどんどんと小動物臨床に普及してきており、当院を含め一次診療の動物病院でもCT検査やMRI検査を受けるように二次診療センターを紹介することが増えてきています。
しかし、『CT』や『MRI』という名称は耳にしたことがあるけれど、よくわからないという方はたくさんいると思います。
そこで今回はCTとMRIについて簡単にお話したいと思います。

『CT』はX線を用いて、『MRI』は磁気を利用して、それぞれ身体の断面像を得ることができる医療機器です。
どちらも断層診断装置ですが、動物医療ではMRIは脳と脊髄を主な検査対象にしているのに対し、CTは身体全体を診断対象としています。

CTは身体を細かい輪切り・螺旋状に撮影し、コンピューターによって画像を再構成することで、様々な断面や3D画像の作成、造影検査による血管描出などをすることが出来るので通常のX線に比べて高画質な画像で肺やお腹の中などにある隠れた小さな腫瘍も見つけることが出来ます。

MRIは磁気共鳴を用いるので被爆することがなく、またCTと違い骨に囲まれた頭蓋内などでも画質の高い画像を撮影することが出来ます。
脳や脊髄など骨に囲まれた臓器の検査はMRI、肺や骨などの検査はCTというようにそれぞれ得意分野があります。
撮影する部位や考えられる病気によってどちらの検査をするか、もしくは両方組み合わせての検査になるかが決まります。

CTやMRIによる画像診断は、

  • 症状の原因となる病変の有無や場所の特定、大きさやその他の臓器との関わり
  • 腫瘍の転移の有無の確認
  • 治療方針の判断(手術するべきか?お薬で治療していくか?)
  • 予後判定(回復の見込みはあるのか?余命はどれくらいなのか?など)
などたくさんの得られる情報がありますが、いくつかのリスクが伴います。

そのうちの1つに『麻酔のリスク』があります。
わんちゃんやねこちゃんは人と違って長時間じっとしていることが難しいため、CT検査やMRI検査を受ける際には全身麻酔をかける必要があります。
CTやMRI画像検査が必要な動物は何らかの病気にかかってる場合が多く、健康な動物と比べると全身麻酔による病状の悪化などのリスクが考えられます。
麻酔の他にも、撮影時の『造影剤のリスク』などが挙げられます。
しかし、上記リスクを考慮しても得られる情報が有益である場合が多く、獣医師とよく相談をして検査を受けるか検討することが必要です。

もし、お家のわんちゃんやねこちゃんがCT検査やMRI検査を獣医さんに勧められたら…
不安や疑問を抱える飼い主さんは多いかと思います。
その時は獣医師や看護師にぜひ相談してください。

ご不明な点がありましたら、当院までお問い合わせください。

 
2016/12/28(水) 16:41:10

年末年始のお知らせ

今年もいよいよ残りわずかとなってまいりました!
年末年始の診察時間変更のお知らせです。

12月31日(土)18:00まで
1月1日(日)休診
1月2日(月)18:00まで
1月3日(火)18:00まで

上記以外は 通常通りの診察時間となっております。
ご不便をおかけいたしますが、ご理解の程よろしくお願いいたします。

健やかなる新年をお迎えになられますよう、心よりお祈り申し上げます。

ご不明な点がありましたら、当院までご連絡ください。

 
2016/10/25(火) 16:41:10

膵炎ってなぁに?

寒さも次第に募り、朝夕はめっきり冷気を覚える季節となってきました。
季節の変わり目にお腹を壊すなどの体調を崩すことは人間と同じく、わんちゃんねこちゃんも少なくありません。
しかし、その体調不良は本当に季節の変わり目だけのせいでしょうか?

  • 元気がない
  • 下痢をする
  • 吐く
  • 食欲がない
  • じっとうずくまっている
  • 痩せてきた
こんな症状がみられていませんか?
それは季節の変わり目による胃腸炎ではなく、”膵(すい)炎”という怖い病気かもしれません。
それでは”膵炎”とはどのような病気なのでしょうか?

”膵炎”とは、なんらかの原因で膵臓に炎症が起きて膵臓から分泌される消化液が膵臓の外側に漏れ出すことで、膵臓自身や周囲の脂肪・組織を溶かしてしまう恐ろしい病気です。
急性膵炎と慢性膵炎の2種類があり、急性膵炎は上記のような症状がみられるので一般的な胃腸炎との区別が難しいです。重症の場合、速やかに適切な治療を行わないと命にかかわる状況になることもあります。
慢性膵炎は急激な症状が出ないものの、長期にわたって炎症が続くことにより膵臓の細胞が壊され、膵臓本来の機能が徐々に失われていきます。症状としては食欲のムラや嘔吐といった軽い症状が断続的にあらわれるので 飼い主さんも異常に気付きにくい場合があります。
どちらの膵炎も重症化するのを防ぐために早期発見・早期治療が大切です。

当院でも膵炎が疑われる患者さんは少なくありません。
上記のような症状がみられたら、早めに診察にいらしてください。
恐ろしい膵炎から小さな家族を守りましょう!

ご不明な点がありましたら、当院までお問い合わせください。

 
2016/08/31(水) 16:41:10

食欲の秋、ダイエットの秋!

暑さの中にも新涼を感じられるようになり、秋が待ち遠しくなってきました。
秋といえば『食欲の秋』ですが、美味しいからといって食べ過ぎは肥満への近道となってしまいます。

  • 背骨や膝などの骨や靭帯の疾患
  • 心臓や呼吸器の疾患
  • 糖尿病
  • 麻酔のリスク向上
など、肥満は人間と同じように動物にとっても不健康の原因になります。
人間は自らの意思を持って食事を控えめにしたり運動を増やすなどしてダイエットをすることが出来ますが、わんちゃんやねこちゃんのダイエットには人間のサポートが必要不可欠です。
それでは、わんちゃんや猫ちゃんの理想的な体型のために具体的にどのようなサポートをすればいいのでしょうか?

わんちゃんやねこちゃんのダイエットには大きく分けて2つの方法があります。
1つ目は『食事制限』です。
  • フードの量を減らす
  • 低カロリーや高繊維などダイエット用のフードに変える
  • おやつを与えるのを止めるもしくは量や頻度を減らす

ペットフードの総合栄養食は、そのフードと水だけで生きていけるように栄養バランスが考えられて作られています。
なので極端に言えばおやつは与えなくても問題ありませんし、人間の食べ物を与えるのはもってのほかです。
フードの袋に記載されている体重あたりの1日の必要量を参考にして与えましょう。

2つ目は『運動』です。
  • 散歩の時間や距離を増やす
  • 家でも遊んであげる

食事制限をせずに運動だけでダイエットすることは難しいですが、食事制限と合わせて運動もすることで相乗効果が期待出来ます。
友好的なわんちゃんであれば、ドッグランに連れて行くのもおすすめです。
しかし、すでに心臓や呼吸器の病気にかかっている子や重度の肥満の子が急に激しい運動をすると病状の悪化や関節・靭帯を痛めることがあるので注意が必要です。

わんちゃんやねこちゃんは自分たちでごはんを我慢したり、ランニングに励むことも出来ません。
飼い主である私たちのサポートがわんちゃんやねこちゃんの健康の鍵を握っているのです!
まずはお家のペットが現在、標準体型なのか肥満体型なのか知ることから始めましょう。
今年の秋は健康的な体型を目指して『ダイエットの秋』にしましょう!

ご不明な点がありましたら、当院までお問い合わせください。

 
2016/08/05(金) 16:41:10

お盆のお知らせ

蝉時雨の降りそそぐ夏の盛りとなりました!
そろそろお盆の季節を迎えますが、お出かけの計画はバッチリでしょうか?

当院はお盆も通常通り開院しております!
わんちゃんやねこちゃんのペットホテルをご利用の際は、混雑が予想されますので早めのご予約をお願い致します。
ワクチン接種とノミ・マダニの予防をしていることが条件となりますのでご注意ください。

詳しい料金などはHPのトップページにあります料金表をご覧いただくか、当院までお電話ください。

 
2016/06/20(月) 16:41:10

わんちゃんの熱中症について

じっとりと汗ばむ暑さが続く季節になりました。
各地で30度以上の気温が記録されています。
気温が高くなってくると、熱中症で運ばれてくるわんちゃんが多くなってきます。

わんちゃんは人間と異なり、汗腺が主に肉球にしかありません。
そのため、暑くなると口を開けて舌を出しながらハァハァという呼吸(パンティング)をして唾液を蒸発させることによって体温を下げようとします。
この体温調節はとても効率が悪く、人間が『少し暑いかな』と感じる程度の気温でも熱中症のリスクが高まります。

日差しの強い日中の散歩はもちろん、冷房の効いていないお部屋や車内でのお留守番はとても危険です!
室内にいても、直射日光が当たる場所でのお留守番は熱中症になることがあります。
気温が低くても、湿度が高いと唾液が蒸発しにくくなるので油断はできません。

熱中症になりやすいわんちゃんもいます。

  • ブルドッグやフレンチブル、シーズーなどお鼻の短い種類
  • シベリアンハスキーやサモエド、セントバーナードなど寒い地方出身で被毛が豊かな種類
  • 太っている犬
  • 仔犬や老犬
もちろん、その他の犬種でも熱中症になるリスクはありますが、上記の犬種は特にリスクが高いので注意が必要です。


熱中症の症状は以下のようなものがあります。

  • 口を開けて舌を出しながらハァハァという呼吸(パンティング)
  • よだれをダラダラ垂らす
  • 嘔吐
  • 下痢
  • ふらつき
  • 目や口腔粘膜の充血
さらに重症になると
  • 痙攣
  • 失神
  • 吐血
  • 血尿
  • 呼吸困難
などの症状がみられます。

熱中症の症状が見られた場合には冷水を身体にかけたり、冷水を絞ったタオルや保冷剤を脇の下・首筋にあてるなどの応急処置が必要です。
意識がない場合はもちろんですが、応急処置ののちに落ち着いた場合でも臓器がダメージを受けている可能性がありますので速やかに動物病院で受診してください。

今回はわんちゃんの熱中症についてのお話しでしたが、ねこちゃんも例外ではありません。
わんちゃんに比べるとまれですが、熱中症になることがあります。
熱中症になりやすい条件や症状はわんちゃんとほぼ変わりませんので、同じように注意が必要です。

夏本番はこれからですが、動物たちにとっての夏はすでに始まっています!
水分補給や温度・湿度管理に気をつけて今年の夏を元気に乗り越えましょう!

ご不明な点は当院までご連絡ください。

 
2016/06/20(月) 16:41:10

ジメジメ湿気は皮膚の敵!

梅雨の季節を迎え、ぐずついたお天気が続いていますね。
ジメジメと湿気の多い季節は外耳炎や皮膚炎などで来院される患者さんが多くみられます。
わんちゃんやねこちゃんの身体には、正常な状態の皮膚であっても様々な菌がいます。
それを常在菌と呼び、細菌だけでなく、マラセチアというカビの仲間も含みます。
マラセチアは湿気と脂を好み、耳の中や足の裏などで繁殖して悪さをすることがあります。
雨の日のお散歩のあとはよく足の裏を拭くなどして湿気をためないようにすることが大切です。
綿棒などを使用してのお耳の中のセルフケアは汚れを押し込んでしまったり、傷をつけてしまう恐れがありますので病院での定期的な洗浄をおすすめします。

  • 耳や皮膚を痒がっているまたは舐めている
  • 頭を振る
  • 足先や足の裏などが赤くなっている
  • 耳から嫌な臭いがする

など 当てはまるようでしたら受診をおすすめします。

正しいケアで梅雨の季節を乗り越えましょう!

ご不明な点は当院までご連絡ください。

 
2016/05/06(金) 16:41:10

フィラリアシーズン到来!

5月に入り、新緑が目に鮮やかな季節となりました!
いよいよフィラリア検査が始まりました!

血液検査でフィラリアに感染していないことを確認してから、予防薬を投与しましょう。
5月中に検査をして、6月から12月までの7ヶ月間、毎月1日に飲ませてください。

12時間絶食の状態で来院していただければ、健康診断の血液検査も同時に行うことができます!
御希望の方は朝食を抜いて来院してください。

ご不明な点は当院までお問い合わせください。

 
2016/04/06(水) 16:41:10

ノミ・マダニ注意報!

桜の便りが各地から届くこの頃になりましたが、皆様はお花見にはお出かけになりましたでしょうか?
ペットを連れてのお散歩に出かける方も多いかと思います。

だんだんと私達人間や動物達の過ごしやすい気温になってきましたが、それはノミやマダニにとっても同じです。
『うちの子は、お外に出ないからノミ・マダニ予防はしなくても大丈夫』
そんな風に思っていませんか…?
ノミやマダニは、お散歩中などに動物に直接付くだけではありません。
私達人間が外から連れてきてしまうこともあるのです!

ノミ・マダニ予防の為には定期的なお薬の投与が大切です。
垂らすタイプやスプレータイプ、チュアブルタイプなどお薬にもいくつかの種類があります。
ホームセンターさんやペットショップさんで販売されているものもありますが、それらは効果が確実ではないので動物病院のみで販売されている医薬品を使用することをおすすめします。
当院では、フロントライン社で発売されている『ネクスガード』を去年から取り扱っています。

ネクスガードは従来の垂らすタイプと異なり、おやつ感覚で投与が出来るチュアブルタイプのわんちゃん用のお薬です。
他にも
・シャンプーの影響を受けない
・即効性がある
・ノミ駆除速度約4倍、マダニ駆除速度約2倍
などのおすすめポイントがあります。

食べれないわんちゃんやねこちゃんには従来の垂らすお薬の『フロントラインプラス』がおすすめです。

正しいお薬を選んで、ノミやマダニから大切な家族を守りましょう!

ご不明な点は当院までお問い合わせください。

 
2016/03/30(水) 12:20:10

狂犬病ワクチンについて

桜の開花も始まり、春らしい暖かい日が多くなってきました!
4月から、今年度の狂犬病ワクチンのシーズンが始まります。 飼い主さんには、わんちゃんへの1年に1回の狂犬病ワクチンの接種が義務付けられています!

狂犬病とは狂犬病ウィルスに感染した動物に噛まれることで感染し、治療法がないため発病するとほぼ100%死に至る恐ろしい病気です。
狂犬病はわんちゃんだけでなく、ねこちゃん・たぬき・コウモリなどからも感染するといわれ、人間も含めて、ほぼすべての哺乳類に感染するといわれています。
日本では昭和31年以降発生していないと言われていますが、現在でも世界中で発生しているのでいつ日本で再発するかわかりません。

正しいワクチン接種で狂犬病から大切な家族を守りましょう!

なお、ワクチン接種後には副作用が出る可能性がありますので午前中の接種をおすすめしています。 体調が良い日の午前中に来院していただけますよう、ご協力お願い致します。
ご不明な点は当院までお問い合わせください。

 
2016/03/02(水) 12:11:15

お雛様はパイオメトラ!?

3月に入り、少しずつ春を感じる陽気になってきました!
3月といえば、女の子の健やかな成長をお祈りする節句、”ひな祭り”がありますね!
そこで今回は、女の子のわんちゃんに多い怖い病気を紹介します…!

”子宮蓄膿症”という病気を知っていますか? その名の通り子宮に膿がたまってしまう、急性または慢性的な病気です。

6歳を過ぎた頃から多発すると言われている病気ですが、もっと若いわんちゃんがこの病気にかかることもあります。
避妊手術を受けていないわんちゃんで、生理が終わってからの約2ヶ月間に以下のような症状を示していたら要注意です!!

・なんだか元気がない
・ごはんを食べない
・陰部を舐めているなど気にしている
・陰部からおりものが出ている
・水を飲む量、おしっこの量が増えた
・嘔吐している


治療が遅れると多臓器不全になり、死に至ることもあります…

この病気は、避妊手術を受けることで予防することが出来ます。 子供を産ませる予定がないのであれば、避妊手術を受けることをおすすめします。

”ひな祭り”には、ご家族で”女の子のわんちゃん”の健やかな成長についてお話し合いをしてみる良い機会かもしれませんね!

ご不明な点がありましたら、当院までご相談ください。

 
2016/02/09(火) 10:10:08

チョコレートの甘い罠にご用心!

早いもので2016年最初の月も終わり、2月に入りました。
2月といえば好きな人やお世話になった人に親愛の意味を込めてチョコレートを贈る、”バレンタインデー”がある月として有名ですね!
私達人間には人気の高いチョコレートですが、わんちゃんやねこちゃんの体には毒ってご存知でしたか…?
人には無害なチョコレートが、なぜ犬猫には有害なのでしょうか。

その理由はチョコレートに含まれる、”テオブロミン”や”カフェイン”にあります。
わんちゃんやねこちゃんの体ではテオブロミンやカフェインを分解することが出来ません。
体内に入ったテオブロミンやカフェインは心臓や血管などに負担をかけるため、以下のような症状を引き起こします。

・不整脈
・興奮
・痙攣
・呼吸が荒くなる
・尿失禁 など
・最悪の場合死に至ることも…

チョコレートの種類によって含まれるテオブロミンの量は異なりますが、色濃いチョコレートほど含まれるテオブロミンの量が多いと言われています。
つまり、ホワイトやミルクよりもセミスイートやビターといった苦味のあるチョコレートのほうが危険度が高いということになります。
カフェインはチョコレートやコーヒー、紅茶だけでなくコーラなどの炭酸飲料に含まれることがあります。
わんちゃんやねこちゃんの体の大きさによって致死量も異なりますので、少量でも注意が必要です。

わんちゃんやねこちゃんの手の届かない場所に保管するなど誤食を防ぐことが大切ですが、万が一食べてしまった場合には以下のことを把握した上で速やかに来院してください。

・いつ食べてしまったのか? (例)30分前 など
・どれくらいの量なのか? (例)どれくらいのサイズで何粒なのか 1箱全部なのか など
・どんな種類のチョコレートなのか? (例)ミルクチョコレート?ビターチョコレート?
・商品名は? (例)食べてしまった商品の箱やパッケージを持ってきてください

チョコレートに限らず、わんちゃんやねこちゃんにとって毒となる食べ物はたくさんあります。
どんなに食べたそうにしていてもわんちゃんにはわんちゃん用の、ねこちゃんにはねこちゃん用の食べ物を与えるようにしてくださいね!

ご不明な点がありましたら、当院までお問い合わせください。

 
2016/01/08(金) 10:10:08

ペットドックについて

〜健康な1年を過ごすために〜

新年明けましておめでとうございます。
2016年も、わんちゃん・ねこちゃんが元気に過ごせるように一生懸命サポートしていきたいと思っております!
本年もどうぞよろしくお願い致します!

『ペットドック』を知っていますか?
ペットドックとは、血液検査やレントゲン検査、超音波検査といった複数の検査を同時に行うペットの健康診断です。
動物達は言葉で自分の症状を伝えることができません。
そのため、私達人間がわかるほどの症状が現れたときには、病気が進行していることがほとんどです。
そんな病気でも、早期に発見して治療を行えば治ることがあります。治ることが難しくても進行を遅らせたり、苦痛を減らしてあげることができる場合もあります。
ペットドックでは複数の検査を同時に行うので、多くの病気の早期発見につながります。また、病気の進行具合を判断して、今後の方針を決めることができます。
さらには、健康な時のデータを毎年更新することで、今後の病気の発見がより早期にできます。
このような理由から、年に1回はペットドックを受診することをおすすめします。
2016年の良いスタートを切るためにぜひお考え下さい!

ご不明な点がありましたら、当院までお問い合わせください。

 
2015/12/02(水) 15:50:08

年末年始のお知らせ

街角のクリスマスイルミネーションに、本格的な冬の訪れを感じる季節となりました。
早いもので今年も残すところ後1ヶ月ですが、2015年最後のトリミングのご予約はもうお済みでしょうか?
今年の年末も混雑が予想されますので、お早めのご予約をお願い致します。
なお、年末年始の診療時間は以下の通りになっております。

12月31日(木) 9:00〜12:00、16:00〜18:00
1月1日(金) 休診
     2日(土) 9:00〜12:00、16:00〜18:00
     3日(日) 休診

以降は通常通り診療いたします。
ご不便おかけしますが、宜しくお願い致します。

 
2015/12/02(水) 15:47:08

トリミング室からのお知らせ

先生から薬浴の指示を出されているわんちゃんの飼い主様に朗報です!
前回の薬浴シャンプーから10日以内にお越しいただいた場合、シャンプー代金を30%offにさせていただきます。

5kg以内 ¥2500→¥1750
10kg以内 ¥3500→¥2450
15kg以内 ¥4500→¥3150

※薬浴代としてプラス¥1000いただきます。
※爪切り、肛門腺、足裏バリカンは含まれません。

 
2015/11/25(水) 12:32:08

☆スタッフ募集☆

妊娠退社の為、獣医師・動物看護師を急募します!
地域密着型のアットホームな病院で一緒に働きませんか?
明るく真面目で、元気な方お待ちしてます!
まずは一度お電話ください!
TEL:042-799-0019

 
2014/04/07(月) 12:32:08

お口のケア

ワンちゃん、ネコちゃんのお口、臭くありませんか?

お口の中を見てみると歯石がたくさんついてしまっていることがあります。
そうなると麻酔をかけての処置が必要になります。
その状態を放っておくと、歯がボロボロになって抜けてしまったり、
細菌感染をおこしてお顔が腫れたり、
骨を溶かして口から鼻へ穴があいてしまうこともあります。
そうなる前に歯をきれいにしてあげましょう。

歯石が付くのをふせぐには、動物にも歯磨きが必要です。
病院では歯を磨く道具もおいてありますし、
口臭をへらす効果のあるサプリメントもありますので、
一度ご相談ください。

 
2014/02/05(水) 15:29:12

トリミング室からのお知らせ

2014年3月1日(土)より、新サービス(リピート割)を始めます。

これまでのシャンプーカードに変わり、前回美容された日より、1ヶ月以内に再度ご利用された場合、通常料金より10%OFFさせていただきます。

※長い間ご利用頂きましたスタンプカードは、誠に勝手ながら2月28日(金)をもちまして廃止させていただきます。何卒ご理解頂きますよう宜しくお願い致します。

 
2014/01/10(金) 11:47:52

皮膚病のお話

ワンちゃん、ネコちゃんの皮膚トラブルにお困りではありませんか?

皮膚病の症状としては、
 痒がっている
 赤い
 乾燥している
 脂っぽい
 フケが出る
 脱毛している

などがあります。

原因の多くは、
 ノミやダニなどの外部寄生虫
 皮膚の細菌感染
 アトピー性皮膚炎
 アレルギー
 ホルモン失調
 皮膚がん

などです。

皮膚だけの問題ではなく内臓の問題であることもあります。
何か気になる症状がありましたら、一度診察にいらしてください。

 
2013/06/17(月) 12:14:23

肥満チェック

人間はこの数年でメタボリックシンドロームが知られるようになりました。

わんちゃん、ねこちゃんも人間と同じように肥満は多くの病気の原因となります。動物は体が小さいので、食事やおやつを少し増やしただけでも肥満になってしまいます。

肥満度チェックとして『ボディ・コンディション・スコア』があります。これは、肋骨の触り心地や腰のくびれ具合などから肥満度をチェックする方法です。

これから暑くなる季節ですので、肥満は熱中症を起こしやすくします。特に、短頭種の子たちは要注意です。

肥満が気になる方やなかなか痩せられない方はお気軽にご相談ください。

 
2013/05/24(金) 11:44:40

ノミ、ダニの駆除

だいぶ暖かくなってきて外に出るのが楽しい季節になってきましたが、ノミ、ダニの定期的な駆除はされていますか?

外をお散歩する子はもちろんですが、お家の中だけで過ごす子も寄生の可能性はゼロではありませんので、駆除することがお勧めです。
特にノミはどんどん卵を産んで増えるので、一度増えてしまうと駆除が大変になってしまいます。

ノミ、ダニは皮膚に病変をつくるだけでなく、他の感染症を媒介することもあります。最近では、マダニによる人の感染症が報道されていますね。

背中に垂らすタイプのお薬で簡単に駆除できますので、お気軽にご相談にてください。

 
2013/05/01(水) 16:20:40

フィラリア予防

フィラリア予防のシーズンがやってきました。
血液検査でフィラリア感染がないことの確認をしてからの投薬になります。

この際に、12時間絶食で来院頂ければ、同時に健康診断としての血液検査も可能です。

なお、通常の血液検査と異なり、外部の検査機関に依頼致しますので結果のご報告までに1週間ほどお時間がかかります。

詳しくはご相談ください。

 
2013/02/22(金) 16:20:40

ネコのおしっこトラブル

みなさんのネコちゃんは毎日おしっこをしていますか?
オスのネコちゃんに起こりやすい病気に「尿道閉塞」があります。

道閉塞は、尿路結石や膀胱炎が原因となっておしっこの出口である尿道を塞いでしまう病気です。
尿道が塞がれてしまうと膀胱に尿が溜まり続けてしまい、重症化すると尿を作っている腎臓にまで影響が出て急性腎不全となります。
急性腎不全が起こると腎臓から排泄される毒物が体に溜まり、食欲や元気がなくなったり、嘔吐をすることがあります。さらに重篤化すると命に関わることもあります。

尿路結石などの発見が遅れると.....

<尿道閉塞>

膀胱に尿が溜まり続ける

<急性腎不全>

尿路結石や膀胱炎を早期に発見するためには日頃のおしっこの様子が大事になります。
頻尿や血尿が出ていないかを確認していただき、もし、排尿姿勢になっても尿が出ていなければ既に尿閉になっている可能性があります。
この様な病気は飲水量が減る涼しい季節に多い病気です。

1日だけでも尿が出ていなかったり、少しでもおしっこの様子に違和感がありましたらご相談ください。

 
2012/07/24(火) 17:05:40

眼の病気について

眼の働きは物を見るための情報を得ることです。

眼の病気で怖いことは視覚障害に繋がる病気の発症です。
充血、羞明(眼をしょぼしょぼする)、眼やになどの異常を早期に発見し、早期に治療をすることが大切です。 しかし、通常眼の初期症状は見逃されてしまうことが多く、発見が遅れ症状が進行した状態で動物病院を来院されるケースがほとんどです。
日常の何気ない観察から異常を感じたらまずは動物病院を受診し、適切な処置、治療を受けることが大切になってきます。

当院では眼科のセミナーを週に1度行っており、診療にも力を入れています。何かご不明な点がございましたら当院スタッフまでお気軽にご相談ください。

 
2012/03/09(金) 19:11:46

アレルギーの話

最近、ワンちゃん、ネコちゃんにもアレルギーが増えています。
こんな症状が出ていませんか?

  • 足先をよくなめている
  • 目の周り、口の周りが赤い
  • 脇の下や下腹部が赤い
  • 顔や体を痒がる
  • 背中や脇腹を痒がる
  • 外耳炎が治らない、治ってもすぐ再発する

こういった症状が見られる場合、アレルギーの可能性があります。
血液検査等でアレルゲンを特定できる事がありますので、当院までご相談ください。

 
2012/03/08(木) 13:18:11

ペットドック
〜〜お誕生日はいかがですか〜〜

毎年1回は「ペットドック」を受けましょう。

人間と同じように、動物たちも肝臓疾患・腎臓疾患・内分泌疾患・心臓疾患などにかかります。
しかし、その症状を話さない為に発見が遅れる事が良くあります。

定期的に健康診断を受けていれば、病気を早く発見して治療することができる可能性があります。

また、病気がなければ健康なときのデータを毎年更新することで、今後の病気の発見がより早期にできます。

【主な検査内容】
  • 問診
  • 身体検査
  • 血液検査
  • 尿検査
  • 胸部レントゲン
  • 腹部エコー      等

ご不明な点は当院までお問い合わせ下さい。

 
2011/11/09(水) 18:57:36

皮膚のできもの

わんちゃん、ねこちゃんは私たち人間と同じように、加齢とともに様々な体調の変化が出てきます。その1つとして、イボなどのできもの(腫瘤)がポツポツと出現することがあります。

腫瘤は通常、外科手術によって取り除きますが、手術では麻酔が必要となります。そこで、当院ではより手軽に腫瘤を取り除く方法として「凍結療法」を実施しています。

凍結療法はペン型の機器を用いて腫瘤表面を凍結し、細胞を破壊させたり周囲の血管にダメージを与えて腫瘤細胞への血流を遮断することで腫瘤を取り除く方法です。

凍結療法の特徴
  • ペン型で小さい機器を使うため腫瘤を的確に凍結させることができ、安全に実施できます。
  • 良性の腫瘤が適応となり、悪性の腫瘤は効果が期待できません。
  • 治療は1〜2週間に1回、合計2〜3回の通院となります。
  • 1回の治療時間は10〜15分程で終了します。
  • 凍結治療後は無臭で痛みもほとんどありません。

わんちゃん、ねこちゃんとのスキンシップで腫瘤を発見した時はまずはお気軽に病院スタッフにお問い合わせください。

 
2011/09/06(火) 18:29:19

秋の健康診断はいかがですか?

わんちゃん、ねこちゃんは人と違い話すことができません。
そのため、飼い主さんが動物の不調に気付くのは外から見て分かる症状が始まったときがほとんどです。
日常生活では何ともないように見えて実は病気が始まっているということが少なくありません。
そうならないためにも定期的な健康診断を受けるようにしたいものです。

そこで当院では、
5歳以上のわんちゃん・ねこちゃんには血液検査・尿検査
7歳以上のわんちゃん・ねこちゃんには血液検査・尿検査・腹部超音波・胸部レントゲンをおすすめしております。

血液検査・尿検査・腹部超音波検査・胸部レントゲン検査について それぞれご説明致します。

  • 血液検査
    貧血や脱水、また肝機能や腎機能など内蔵の異常。
  • 尿検査
    泌尿器系の異常。
  • 腹部超音波
    胃・肝・脾など内蔵の異常。
  • 胸部レントゲン
    心臓・肺などの異常。
 がそれぞれ分かります。

個人差はありますが、わんちゃん、ねこちゃんはおよそ7歳以上から体の衰えが目立ちはじめシニアの仲間入りをすると言われています。
7歳以上からの検査項目が多いのもそのためです。ぜひご検討ください。
少しでも気になる点がございましたら、当院スタッフまでお気軽にお尋ねください。

 
2009/12/11(金) 11:01:24

「心臓病のお話」

『心臓病について』
今回は、心臓の病気についてお話したいと思います。
心臓の病気と一言でいっても、その種類は様々です。


☆僧帽弁(三尖弁)閉鎖不全☆
心臓は4つの部屋に別れていて、心臓が収縮することで、全身と肺に血液が流れます。
上下の部屋の間には、弁がついていて、若いうちはその弁が血液の逆流をふせいでくれます。
しかし、年をとるにつれてその弁が弛み、血液の逆流が起こることがあるのです。
健康診断やワクチンなどで、聴診したときに発見されるのは、初期の心雑音です。


☆肥大型心筋症☆
特にネコに多い病気です。
主に左心室の壁が内側に向かって厚くなり、左心室の内腔を狭くする病気です。
全身にうまく血液を送れなくなったり、血液が逆流して胸水や肺水腫を引き起こします。


☆拡張型心筋症☆
肥大型心筋症と逆に、心筋が薄くなって外側に向って拡張してしまう病気です。
収縮力が落ちて、全身にうまく血液が送れなくなったり、弁の輪が大きくなってしまい逆流を起こしたりします。


☆心室中隔欠損☆
先天性の病気です。
右心室と左心室を隔てている“心室中隔”の一部に穴が  -->
 
2009/06/22(月) 10:43:09

熱中症(熱射病)のお話

<熱中症(熱射病)について>

梅雨入りしてジメジメする季節になってきました。
外に出れない日が続いてストレスがたまるワンちゃん、ネコちゃんも多いかと思います。
そして、イヤな梅雨があけると夏です。
ワンちゃんにとって、暑くてこれまたイヤ〜な季節ですね。

暑い夏に気を付けなければならない事・・・それは、愛犬・愛猫を熱中症から守ってあげることです。

そもそも熱中症とは、体温が急激に上昇してしまう状態をいいます。
イヌ(ネコ)には、汗腺がパットにしか無い為、体温が上昇した時に、人間の様に汗を出して体温を下げる事ができません。
そのため、温度が高く換気のよくない場所に置かれたり、暑い日に直射日光を浴び続けたりすると、体温は急激に上昇し、そのまま下がらなくなってしまいます。

このような高熱による障害を熱中症(日射病)といいます。
こうなった時は、ただちに体温を下げてあげないと、死に至る事も多い病気です



<特に注意が必要なイヌ・ネコ>
・犬…ペキニーズ、パグ、ブルドッグ、ボクサー、ボストンテリア、フレンチブルドック
・猫…ペルシャ、ヒマラヤン、チンチラ、エキゾチック、スコティッシュフォールド
・太りすぎの子
・老齢の子
・心臓病がある子

●症状
・呼吸が速くなる
・よだれを垂らす
・脈が速くなる
・体が熱い(体温40〜41度)
・歯茎の色が悪い(真赤、赤紫、白っぽいなど)
↓悪化すると↓
・血液の混じった嘔吐、下痢
・けいれん
・呼吸不全

犬が落ち着いた場合でも、後から脳障害など出る場合もあるので、病院で診察してもらう事をお勧めします。


●予防法
・夏場に炎天下での運動・散歩はさけ、涼しい朝方、夕方にするようにする。
・クールマットをひいてあげる。
・いつも新鮮な水が飲めるようにする。
・短時間でも、車や風通しが悪い部屋に放置しない。

●応急処置
・涼しい場所や風通しの良い場へ移動させる。
・水を飲ませる。
・口のよだれをぬぐって、呼吸しやすくする。
・身体に水をかけたり、濡れたタオルで包んだりして、体温を下げる。

■まとめ■
熱中症はひどい時には死に至る事もある怖い病気です。
これからの季節、お留守番のワンちゃん、ネコちゃんのことを少し考えてあげてください。

どんな種類でも、なってしまう可能性はあるので、十分に気をつけましょう。
 
2009/10/07(水) 17:25:47

「膀胱炎と尿石症のお話」

毎日冷たい雨が続いていますが、みなさん、いかがおすごしでしょうか?
今回は、これからの時期に(特にネコちゃん)多い病気
膀胱炎尿石症のお話をしたいと思います。

これからの病気は寒くなり、だんだんと運動量や飲水量が減る事によって起こりやすくなります。



『膀胱炎』

細菌や結石などにより、膀胱内に炎症を起こしている状態。

トイレの回数が多い。でも、ちょっとしか出ない・・・便秘かな?
と、いう時には、膀胱炎のことが多いです。

膀胱に炎症がおこると、膀胱の中が空でも尿意をもよおします。
でも、実際には溜まっていないので、ごく少量のおしっこしか出ないのです。

<症状>
・トイレに何度も行く
・水をよく飲む
・悪臭尿
・トイレ以外のところで排尿する
・茶褐色や白っぽく濁ったおしっこをする

など。

※適切な治療をしないと、慢性化することも多いので、この様な症状が出たら病院で診察を受けることをおすすめします。




『尿石症』

尿の中に結晶などの砂状物質や結石ができ、尿道がつまったり、膀胱を傷つけたり、細菌感染する病気です。

<症状>
・排尿動作をしてもなかなか尿が出ない
・トイレ以外の場所でおしっこをする
・尿にキラキラしたもの(結晶)が出る


特に雄ネコに多い症状
・性器をよく舐める
・トイレから出てきても性器を露出したまま



●結石の原因●

ほとんどが普段の食事が原因です。
正常な犬の尿phは6,5以下、猫では6以下が良いとされています。
しかし、市販にのフードでこの値をクリアする食事はごくわずかです。
フードの内容物により、マグネシウム、リン、カルシウムが多すぎたり
野菜の食べすぎでシュウ酸カルシウムが多すぎたりして、結石ができやすくなります。

※おしっこが全く出てない場合は、一刻も早く病院に来院してください。
治療が遅れると、尿毒症(腎臓の機能が低下し、尿によって排出されるべき有害物質が体内にたまってしまう病気)を併発し、命を落とす危険があります。



<予防>
・新鮮な水をいつでも飲めるようにする
・トイレをいつも清潔にする
・適度に運動をさせる
・適切なフードを与える
・肥満にさせない
・ストレスをためさせない




▼まとめ▼
ワンちゃんでもネコちゃんでも、おしっこの病気を放っておくと危険です。
普段からよく観察してあげて下さい。
 
2009/06/22(月) 10:43:09

熱中症(熱射病)のお話

<熱中症(熱射病)について>

梅雨入りしてジメジメする季節になってきました。
外に出れない日が続いてストレスがたまるワンちゃん、ネコちゃんも多いかと思います。
そして、イヤな梅雨があけると夏です。
ワンちゃんにとって、暑くてこれまたイヤ〜な季節ですね。

暑い夏に気を付けなければならない事・・・それは、愛犬・愛猫を熱中症から守ってあげることです。

そもそも熱中症とは、体温が急激に上昇してしまう状態をいいます。
イヌ(ネコ)には、汗腺がパットにしか無い為、体温が上昇した時に、人間の様に汗を出して体温を下げる事ができません。
そのため、温度が高く換気のよくない場所に置かれたり、暑い日に直射日光を浴び続けたりすると、体温は急激に上昇し、そのまま下がらなくなってしまいます。

このような高熱による障害を熱中症(日射病)といいます。
こうなった時は、ただちに体温を下げてあげないと、死に至る事も多い病気です



<特に注意が必要なイヌ・ネコ>
・犬…ペキニーズ、パグ、ブルドッグ、ボクサー、ボストンテリア、フレンチブルドック
・猫…ペルシャ、ヒマラヤン、チンチラ、エキゾチック、スコティッシュフォールド
・太りすぎの子
・老齢の子
・心臓病がある子

●症状
・呼吸が速くなる
・よだれを垂らす
・脈が速くなる
・体が熱い(体温40〜41度)
・歯茎の色が悪い(真赤、赤紫、白っぽいなど)
↓悪化すると↓
・血液の混じった嘔吐、下痢
・けいれん
・呼吸不全

犬が落ち着いた場合でも、後から脳障害など出る場合もあるので、病院で診察してもらう事をお勧めします。


●予防法
・夏場に炎天下での運動・散歩はさけ、涼しい朝方、夕方にするようにする。
・クールマットをひいてあげる。
・いつも新鮮な水が飲めるようにする。
・短時間でも、車や風通しが悪い部屋に放置しない。

●応急処置
・涼しい場所や風通しの良い場へ移動させる。
・水を飲ませる。
・口のよだれをぬぐって、呼吸しやすくする。
・身体に水をかけたり、濡れたタオルで包んだりして、体温を下げる。

■まとめ■
熱中症はひどい時には死に至る事もある怖い病気です。
これからの季節、お留守番のワンちゃん、ネコちゃんのことを少し考えてあげてください。

どんな種類でも、なってしまう可能性はあるので、十分に気をつけましょう。
 
2009/04/08(水) 17:59:13

狂犬病とフィラリアのお話

<狂犬病とフィラリアについて>

■狂犬病


イヌの狂犬病は、狂犬病ウイルスの感染によって起こる病気で、すべての哺乳動物に感染します。
感染したイヌは凶暴化し、咬みつきます。そして、その咬傷から感染します。

人も犬も発症すれば100%死んでしまい、治療法はありません

狂犬病は法律の“狂犬病予防法”によって、生後3ヶ月以上(91日以上)の犬に年1回のワクチン接種が義務付けられています

自分の愛犬だけでなく、他人のワンちゃん、人、国内に狂犬病を拡めない為にも、ワクチン接種を必ず受けるようにしましょう。

※町田市では、登録してあるワンちゃんのお家にピンクのハガキが届きます。
そのハガキを持って病院に来院して下さい。


当院で登録する事もできます。
4月からの狂犬病予防注射、忘れずに接取しましょう。



■フィラリア症

当院では、5月中に血液検査6月から12月まで予防薬を投与して頂いてます。

昔、フィラリア症は、犬の病気の中でも死に至る確率が非常に高い病気として恐れられていました。
近年、予防薬の普及や飼い主さんの知識レベルの上昇により、フィラリア症に感染しているワンちゃんを見かけることが少なくなったと言われています。

“予防できる病気”という認識が高まっているとはいえ、フィラリア症は過去の病気になった訳ではなく、
2005年、日本全国で3万5415頭の感染犬が確認されています。
予防を怠れば感染する危険性があるということを忘れないで下さい。

フィラリア症は蚊が関わっている事は、ご存じの方も多いとかと思います。
フィラリアに感染したワンちゃんの血を蚊が吸い、フィラリアの幼虫は蚊の体内で成長します。
その蚊が感染していないワンちゃんの血を吸った穴から犬の体内にフィラリアの幼虫が入っていくのです。

フィラリアの予防薬は、フィラリアの幼虫のサイクルを考えて約2ヵ月前に感染した虫を殺滅する仕組みになっています。

なので、もう蚊がいないから大丈夫と安心して、早めに内服をやめてしまうのはとても危険なのです

内服薬は病院の指示に従って飲ませてあげて下さい。
予防が大切だからといって「何年か前の薬があった」や「友達から薬をもらった」など、
愛犬の今の状況を確認せずに薬を投与しては、かえって危険な事態になる可能性があるのです。

投与前には必ず検査が必要です。
体内にフィラリアが居ると、予防薬の影響で大量のフィラリアが一気に駆虫され、ショックなどの副作用を引き起こすこともあります。 病院で検査をしてから投与する様にしましょう。

<まとめ>
狂犬病もフィラリア予防も、愛犬を守るためにとても大切な予防です。
春には色々あって大変かと思いますが、ワンちゃんのため、忘れないようにしましょう。
 
2009/03/27(金) 16:01:53

乳腺のお話

<乳腺腫瘍>

こんにちは。
前回の老化と、年をとった子に多い病気のお話はいかがだったででしょうか?
今回は、女の子に多い注意していただきたい病気“乳腺腫瘍”のお話です。

乳腺腫瘍とは、乳腺にしこりなどが生じる病気です。

乳腺腫瘍には、良性と悪性があり、犬ではしこりができた場合
良性と悪性が半々とされています。平均発症年齢は10〜11歳です。

猫では90%が悪性だと言われています。
平均発症年齢は10〜12歳です。


イヌは避妊手術の時期により発症頻度が変わります。
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上の表の数字を見てわかるように、2回目までの間に避妊手術をすることをおすすめします。
女の子の飼い主さんは、おっぱいの近くに不自然なしこりがないか、日頃から確認してあげて下さい。


もしも発見したら、病院に受診する事をおすすめします。


治療法の第1選択は、外科的切除です。
病理検査で良性か悪性がわかります。

また、“炎症性乳がん”というタイプの場合、非常に悪性度が高く、効果的な治療法はありません。
刺激院より炎症を進めてしますため。手術できないのです。

<まとめ>
交配させないのであれば、早めに避妊手術をする。
日頃から体を触るようにして、早期発見に繋げる事が大切だと思います。




次回は4月から始まる狂犬病についてと、フィラリアについてお話したいと思います。
 
2008/11/14(金) 18:38:31

ワンちゃん、ネコちゃんも歯を磨きましょう。

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ワンちゃん、ネコちゃんは幼い時から歯を磨いてあげるのが理想です。
まだの方も今から歯ブラシで磨いてあげたり、歯を拭いてあげたりして、歯石を予防してあげましょう。


動物用の歯ブラシを嫌がる子は、湿らせたガーゼを指に巻いて磨くのも効果的です。


ですが、歯と歯の間はガーゼでは磨きにくいので、なるべく歯ブラシに日頃から慣らせてあげましょう。
なかなか磨けない様なら、当院では歯石予防のガム(ベジタルチュウ)をお勧めしています。


もし、歯石があるならば麻酔をかけて除去してから磨く事をお勧めします。
ご不明な点はお気軽にご相談下さい。
皆さん愛犬愛猫の為に十分気を付けてあげましょう。
 
2009/03/11(水) 18:55:49

老化について

■老化について・・・

近年ワンちゃんネコちゃんも長生きになりました。
老化は一般的に小型犬・猫は7歳から、大型犬は5〜6歳からと言われています。
まだまだ元気でも老化は始まっているんですね。

目に見える老化のサインとしては・・・

●目の奥が白っぽくなってきた(白内障)
●目や口の周りに白髪が出てきた
●口臭が強くなった
●小さなイボやシミが出てきた
●お尻が小さくなった


などが上げられます。
このような症状があれば、老化が進んでいるかもしれません。

行動上の変化としては・・・

●名前を呼んでも反応を示さなくなった
●散歩のとき、よく立ち止まったり、休憩をしたがる様になった
●起き上がるときやオスワリ、フセなどの1つの行動に時間がかかるようになった
●階段を上りたがらない


などです。
隣にいるワンちゃんネコちゃんの様子をよく観察してあげる事が、老化のサインの早期発見につながります。

ちなみに、長生きの秘訣は・・・

@飼主さんの愛情
A食事や飼育環境です


みなさん長寿を目指しましょう。





■年をとって、よく見られる病気として
オスでは前立腺肥大、メスでは子宮蓄膿症があります。
どちらも去勢、避妊手術をすればほぼ防げるものです。

●オス●
前立腺腫大
人間でもよく聞く病気なので、ご存知の方も多いと思います。
サインとしては・・・
・尿がチョロチョロしか出ない
・頻尿
・尿が混濁する
・尿が出なくなる


などがあります。
加齢に伴い、ホルモンバランスが崩れる事によって、前立腺の細胞の異状増殖と過形成が起こる事が原因です。
前立腺が腫大すると食欲不振や体重減少、血尿、排便困難、また歩行を嫌がる、腰や肢を触られるのを嫌がるなど
様々な症状が表れます。治療法としては去勢手術です。

この様な行動や症状が見られたら、すぐに病院で診察を受けるのをお勧めします。



●メス●
子宮蓄膿症
人間では見られない病気なので、知っている方は少ないかと思いますが
不妊手術をしてないメスに見られる病気です。
サインとしては・・・
・お腹が膨らむ
・多飲多尿
・元気がなくなる
・嘔吐や下痢
・陰部が腫大したり、膿が出てくる


一般的には5〜7歳以上になると多く見られます。
発情終了後数週間から2ヵ月の間に発症します。

もし上記の様な症状が現れたらすぐに、病院で診察を受けて下さい。
子宮蓄膿症の治療法としては、手術(避妊手術)か抗生物質投与を投与する方法があります。
内服の場合は全てのタイプで使用できる訳ではなく、治療がうまくいっても再発する可能性があります。

子宮蓄膿症は発見が遅くなると死に至る病気です。
早期発見、早めの避妊手術が病気から大切なワンちゃんネコちゃんを守るカギです。





今回は、よくある病気の話をさせていただきました。
次回も皆さんにわかりやすい内容でお伝えできればと思います。

3月に入って大分日差しが暖かい日も増えてきました。
もうすぐ春ですね。4月になると、狂犬病の予防接種もはじまります。

皆さん元気に過ごしましょう♪
 
2009/03/10(火) 18:20:02

献血登録のお願い

<献血バンクへの登録犬・登録猫募集のお願い>

当院では検血犬(猫)の募集を始めました。


<条件>
kg以上

kg以上


共通※
●1歳以上10歳以下である事
●ワクチンを接種している事
●輸血された経験がない事
●メスでは妊娠歴がない事


以上です。
輸血が必要になった場合、こちらからご連絡いたします。

ご登録していただける方には、病院スタッフにお声おかけください。
協力してくれるワンちゃんネコちゃんの写真を院内に貼らせて頂きます。

皆様のご協力お願いいたします。
 
QRコード